アルミカーポートの確認申請を通す
2010年 06月 16日
ちなみに庭などによくある物置なども建築物ですから、面積などの状況によっては確認申請が必要となります。
ただ、最近まではアルミニウム合金製のカーポートを正式な手続きを経て確認を受けようと思っても、建築基準法令に定めが無かったために特別な認定を得る必要がありました。で、建築確認の完了検査を終えてからひっそりと工事が行われているケースがほとんどだと思います。
私が事務所を開設してこれまで10年、比較的大きな住まいのご依頼が多く敷地内に納屋がありわざわざカーポートを取り付けようという方は今までいませんでした。しかし、今回初めてアルミ製のカーポートを設置する事になりました。
正規の手続きで住宅と共にカーポートも確認申請を受けるべきです。
最近アルミニウム合金造の建築物に関する法令が整いつつあり、いつもお願いしている指定確認検査機関に問い合わせをすると「アルミ製のカーポートの確認申請も受付している」とのこと。
という事で、カーポートも無事確認申請を受けることができました。
初めて受けるアルミニウム合金造の建物の確認申請でしたが、本日無事カーポートを含む確認済み証を受領してきました。
表記上「アルミ造」や「アルミニウム造」ではなく正確に「アルミニウム合金造」と記入するよう訂正させられたり、屋根パネルが安全に取り付けられているかの確認のため屋根の詳細図が求められた程度です。
別途多少の書類の添付が求められましたが特に大きな手間も必要とせず、簡単に済んだと思います。
安心して着工の日を待つばかりです。
平成30年03月17日 追記
カーポートと確認申請についての詳細を平成30年03月17日に追記しました。