トラックボールと冷たさ対策
2017年 04月 13日

写真のトラックボールは青いボールが付いたマウスに見えますが、マウスのようには動かして使いません。ボールを親指で転がしてカーソルを操作します。クリックはマウスと同じです。トラックボールに置き換えた当初はぎこちなかった操作も数日で慣れ、年単位が経過した今ではCADも含めて全てをトラックボールで自在に入力しています。
マウスと比べてトラックボールにして良かったと思う点は、まずは本体を動かさなくて良いので腕の負担が減り腕から肩からかなり楽です。そして動かさないので場所をとりません。また、広い画面で大きく動かす時、マウスは一々持ち上げて元の位置に戻さないといけませんが、トラックボールは勢いよくボールを転がすだけで画面の端から端まで一気に移動できます。親指は上下よりも左右に動かしやすいのでワイド画面にはピッタリです。
個人的にはほとんどトラックボールの欠点は見当たりませんが、強いて言うなら小さく正確で早い操作がし難いことでしょうか。CADの入力には小さく正確で早い操作が必要になりますが、小さい操作にならないよう拡大すれば良いだけなので特にストレスを感じません。微妙な拡大もローラーホイールを少し回すだけで好きなサイズになるので、操作上の慣れの問題です。自由自在に拡大縮小できるのがCADの強みです。
そろそろ寒さも和らぎ暖かさが強調される季節ですが、トラックボールを握る手はまだ冷たくなります。今までも、指切り手袋をはめたりスチレンボードでマウスパッドを作ってみたりと様々な冷たさ対策をしましたが、なかなか満足のいく良い対策はありませんでした。
トラックボールはマウスと違ってセンサーの感度や滑り具体を気にする必要がありません。マウスパッドが不必要なので、冷たさ対策にのみに絞って対処してみました。
現在は100均で購入したジョイントマットを半分に切って敷いています。一般的なジョイントマットはスポンジのようなクッション素材ですが、これは表面に絨毯のような毛羽立った繊維が張り付けてあります。手触りがソフトですし、直接樹脂マットの上に手を置くよりも暖かさを感じます。他にコルクを貼ったジョイントマットもありましたが、暖かさを重視してこちらを利用しています。
半分に切ったついでに不要なジョイント部分を切り落とそうと思いましたが、切り落としてしまうと味気ないのでアクセントとして残しています。ジョイント部分のくぼみに埃が溜まりやすいので時々掃除機で吸い取らないといけないのが欠点です。
真冬はどうしても手の先が冷たくなってしまい指切り手袋をはめる日もありますが、現況このジョイントマットで満足しています。これから暖かくなり汗ばむようになれば、表面がコルクの物に置き換えようと思っています。

